慢性硬膜下血腫とは
軽微な頭部外傷後約1~2ヶ月後に頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血がたまり、たまった血が脳を圧迫して認知障害、歩行障害、頭痛、片まひ、尿失禁等の症状を訴えます。
治療方法
少量の鎮静薬・鎮痛薬を使って、局所麻酔下で頭の皮膚を5cmくらい切開して、頭蓋骨には1cmほどの穴をあけ、血腫がよく洗い出されるようにドレーンという細い管を入れて血腫を洗浄します。
CT検査などの結果を見ながら、翌日か翌々日にドレーンを抜き、傷の経過をみて1週間程度で退院となります。
ただし、手術が上手くいった場合でも、1~2割ほどの方が再発して血液が溜まってきたり、反対側が慢性硬膜血種になったりすることがあります。その場合は再度手術が必要となる場合もあります。
CT検査などの結果を見ながら、翌日か翌々日にドレーンを抜き、傷の経過をみて1週間程度で退院となります。
ただし、手術が上手くいった場合でも、1~2割ほどの方が再発して血液が溜まってきたり、反対側が慢性硬膜血種になったりすることがあります。その場合は再度手術が必要となる場合もあります。